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’60s東京グラフィティ -プロデューサー日記-
東京渋谷で2006年のGW(ゴールデンウィーク)に開催されるイベントの準備からスタートまでの記録
VANという生き方-②
初めて所属したセクションは、社会人として誕生したヒヨコが初めて目にする母親のようなもの。仕事に向かう姿勢、仕事というものの掴み方を刷り込みされる最大のきっかけだ。その意味では、僕はID(情報室)というセクションに配属されたことを感謝しなくてはならないだろう。
毎日全員で行う新聞・雑誌のクリッピング、そのファイリング、デイリーで社内配布する切り抜きニュース、社内報“VAN PRESS”の編集、情報誌“VAN MANUAL”の編集、企業広告、広報活動、各種調査とレポーティング‥‥。しかもすべては、受身ではなく、テーマを決めて自主的に行う能動的なものだった。
新入社員でさえ、日々考えテーマを見つけ出していくことを要求された。実に楽しい要求だった。
その一方で長期プロジェクトとして進行していたのが「遊びの研究」。やがて出版することを目的とした、いかにもVANらしい活動だった。
遊びを仕事にするのか。仕事を遊ぶのか。境界さえ見つけにくいテーマを、時にはまじめに、時には遊びながら調べ、取材し、議論した。
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