’60s東京グラフィティ -プロデューサー日記-
東京渋谷で2006年のGW(ゴールデンウィーク)に開催されるイベントの準備からスタートまでの記録
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


VANという生き方 ⑧
企業PR誌「VAN MANUAL」は、特集(例えば、LDKが変えるライフスタイル……そんな時代だったのだ)、ショップ訪問、ディスプレイ講座、クリッピング・ニュース、定点観測などで構成されている季刊誌。追い込まれるようなスケジュールでもないため、他の仕事の合間を縫うようにして、プロダクションと企画会議を何度か開き、じっくりと進めていくことができた。
いずこでも行われている、言わばまっとうにしてありきたりの制作手順ではある。しかし、新入社員には時として荷の重いものでもあった。
それでも僕は、稚拙なアイデアや編集方針を手慣れたスタッフにブラッシュアップしていただきながら、なんとか鮮度を保ち、時には冒険をしようと試みた。
そんなある日、調査会社の人と飲んでいる時のことだった。秋も深まり始めた頃だったように思う。僕の中を、ささやかな閃きが突き抜けた。
「Skillより、Willだ」という言葉となって、その閃きは頭に残った。データから何か生まれるのだろうか、何かが本当に見えてくるのだろうか、平均などというものは当てになどならない、などと酔眼で食い下がっていたその時だった。
スポンサーサイト



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。